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飛騨牛の特徴を受け継ぐ新たな種雄牛(しゅゆうぎゅう)2頭が選ばれ、7月24日、県畜産研究所が成果を発表しました。
県の飛騨牛研究部では、全国的に和牛の改良が進む中、ブランド牛どうしの違いが分かりにくくなっていることを課題に、飛騨牛ならではの特徴を数値化する研究を進めてきました。
研究部は、「肉色の淡さ」「モモ肉の質の良さ」「脂質の良さ」「サシの形状の良さ」の4つを飛騨牛らしさとして評価する指標を開発しました。この指標は、種雄牛の造成方針を決める際に活用されています。
造成方針の決定から7年を経て、新たに「義景竜(よしかげりゅう)」と「清光勝(きよみつかつ)」が種雄牛として選抜されました。
このうち義景竜は、子牛の発育が良く、淡く美しい肉色が優れているということです。
一方、清光勝はモモまでサシが入るのが特徴で、肉質の良さは歴代トップクラスだということです。
今年度の凍結精液の販売本数では、この2頭が全体の58%余りを占めていて、来年度以降はこれらを父に持つ子牛が市場に多く出回る予定です。
畜産研究所 飛騨牛研究部 村瀬 華梨(むらせ かりん)主任研究員は、「飛騨牛独自の特徴を数値化してこれを改良に利用していくことで、全体的な飛騨牛の良さを高めてブランド価値が向上していくと考えている。飛騨牛の特徴に優れた種雄牛やそれを父に持つ繁殖メス牛が活躍することで特徴を兼ね備えた枝肉が多く生産されるようになることを期待している」と話しました。
