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県が整備を進めてきた、畜産研究所養豚・養鶏研究部の施設が完成し、6月11日、関市で完成式を行いました。県では、美濃加茂市の養豚研究部と、関市の養鶏研究部の施設が老朽化したことに伴い、養鶏研究部のある関市に両部門を統合し、再編整備を進めてきました。
あいさつで江崎知事は、「防疫に力を入れて、安心して食べられるもの、美味しいものを岐阜県から発信していきます」と話しました。
この施設では、豚は約1000頭、鶏は約3000羽飼育することができ、外部からの野生動物の侵入を防止する3重の防護柵や、ウイルスの侵入を防止するための車両消毒装置など、国内最高水準の防疫環境を有しています。
養豚・養鶏研究部では、県のブランド豚「ボーノブラウン」やブランド地鶏「奥美濃古地鶏」の種豚・種鶏(しゅとん・しゅけい)の育成、品種改良などの研究を行います。