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オリジナルの漬物レシピコンテスト「漬物グランプリ」の学生の部でグランプリを受賞した、岐阜農林高等学校の生徒らが、5月12日、県庁を訪れ、堀貴雄教育長に報告をしました。
漬物グランプリは、日本の伝統的な食文化である漬物の魅力を広めようと、全日本漬物協同組合連合会が開催していて、学生の部では53作品の応募があり、岐阜農林高校食品科学科の中田朔愛(なかだ さくあ)さんと山田美乃(やまだ よしの)さんの作品が見事グランプリに輝きました。
中田さんと山田さんの作品名は、「岐阜の橙×橙(だいだい)漬け」。
岐阜県特産の富有柿と各務原にんじんを使った漬物で、食品ロスを減らしたいと、規格外のものを使っているのが特徴です。
中田さんは、「優勝できるか不安で、何度もプレゼンの練習をしてグランプリを取れたので、嬉しかったです。」と大会を振り返りました。
山田さんは、「廃棄される柿などが多い現状や、柿の美味しさを知ってもらいたくて大会に出場しました。1番になって、その目標が達成できました。」と喜びを語りました。
受賞作品を再現した漬物を試食した、堀教育長は、
「おいしいです。規格外のものをこういった形で作り上げたのはすばらしい。」と受賞を称えました。