本文
ポーランド国立民族合唱舞踊団「シロンスク」のダンサーが、11月22日、県立加納高等学校を訪れ、生徒にダンスを指導しました。
今回のワークショップは、今年8月に県がポーランド・シロンスク県と「協力と友好関係の発展に関する覚書」を結んだことから、翌23日に「シロンスク」が岐阜市内で公演するのを前に加納高校生との交流が実現したものです。
この日はダンサー2人が、音楽科の生徒30名にポーランドの伝統的な舞踊曲「ポロネーズ」の基本的な動作を指導しました。
ダンサーが「ポロネーズは貴族の踊りなので、姿勢を正してかっこよく見えるように」などと指導すると、生徒らは足の運び方や踊る姿勢、目線の向きなどに注意しながら、最後には全員がステップを踏みながら音楽に合わせて輪を作る動きを完成させました。
指導したダンサーは、「生徒たちを見るとすごく才能があると思った。期待した以上のいい反応で喜んでいる」「(音楽科の生徒なので)、指導をすぐ理解してくれた。音楽の基本的な知識がなければ今日はここまでできなかったのではないか。」と成果に満足していました。
また、指導を受けた生徒は、「ピアノを勉強していて、ポロネーズを弾いたことがあるが、(踊ってみた)今弾いたら、弾き方や見える世界も違うと思う。」と話していました。
(担当:国際交流課)