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特定外来生物コクチバスの繁殖が確認された郡上市内のため池で、10月3日、池の水を抜いて駆除作業を行いました。
今年5月に美濃市内の長良川で初めて見つかったコクチバスは、世界農業遺産に認定されている「清流長良川の鮎」の象徴である鮎などを捕食することから、県内で駆除作業を行っています。
この日の作業では体長42.5センチメートルの成魚から稚魚まで74匹のコクチバスを捕獲し、駆除しました。このほか在来種のタカハヤなども見つかり、近くの川に放流しました。また、本来は生息していないワカサギなども捕獲しました。
この池では、これまで673匹のコクチバスを捕獲、駆除していて、県では長良川流域の他のため池やダム湖などでも生息調査を進めています。
また、コクチバスの密放流が違法であることや、密放流を見かけたら警察に通報するよう呼びかけています。
(担当:里川振興課)