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新型コロナウイルス感染症の対応を振り返り、これからの感染症危機にどう立ち向かうかを考えるシンポジウムを、7月10日、県庁で開催しました。
古田知事はあいさつで、「岐阜県では専門家に意見を伺い、スピード感をもって、オール岐阜で進めていく『岐阜モデル』を築くことができた。このことが県の貴重な財産になりました」と、話しました。
健康福祉部の堀裕行部長は、「3年余のコロナ対策を振り返って」と題して報告を行い、「平時からの取り組みを着実に進めることが、次の備えとして重要になる。引き続き協力をお願いしたい。」と呼びかけました。
つづいて、感染症の専門家や経営者が登壇して、パネルディスカッションを行いました。この中では、「当時は医療現場でもマスクやガウン、消毒用のアルコールすらない時期があった」とか、「コロナ禍ではこれまでの業務のあり方を根底から見直すことを余儀なくされた」と当時の苦労が語られ、次の未知なる感染症の流行に備えた対応について意見を交わしました。