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美濃派俳諧水上道場跡美濃派俳諧句碑
美濃派俳諧水上道場跡美濃派俳諧句碑[みのははいかいみなかみどうじょうあとみのはいかいくひ]
分類 | 史跡 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 本巣郡北方町北方 |
所有者 | 西運寺 |
指定年月日 | 昭和31年3月28日 昭和49年11月13日 |
美濃派俳諧水上道場は、月光山西運寺にある。芭蕉翁の正風を継承した美濃派獅子門第4世五竹坊がその子弟を指導したところであり、境内には歴世道統宗匠の卵塔が十数基建ちならぶ。
ここに道統歴代の卵塔を建て正風俳諧句吟の道場としたのは五竹坊の発願によるものであり、その建設のため全国の同好の者に喜捨を仰いだ。生前に志成らず第7世雨光庵古梁坊に至って五竹坊の素志が成就し、文化4年(1807)10月12日芭蕉正忌の日にその供養を営んだ。
連塔はもと境内の西北にあったが、明治24年(1891)の震災により諸堂大破したので、明治32年(1899)10月現在の地に移した。