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高山祭屋台[たかやままつりやたい]
分類 | 重要有形民俗文化財 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 高山市鉄砲町神田町 |
所有者 | 白山神社、飛騨総社 |
指定年月日 | 昭和34年3月10日 |
東山白山神社神楽台は、弘化4年(1847)に工匠谷口与鹿によって建造された。屋台の上段には円形で黒塗りの枠があり、その中に大太鼓がつり下げられている。枠の上には翼をひろげた金色の鳳凰が取り付けられている。中段は、岩、笹、トラを刺しゅうした赤い幕でおおわれている。下段は銀色の地に黒の青海波崩し文が配されている。
飛騨総社神楽台は、嘉永3年(1850)、飛騨一刀彫りの大成者として知られる工匠松田亮長によって建造された。上段には両端に金鶏を配したりっぱな屋根があり、その下に極彩色に彩られた大太鼓がつるされている。中段はなく、下段はケヤキの板に富士、鷹、茄子の彫刻がされている。