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黄瀬戸[きぜと]県指定
| 分類 | 重要無形文化財 |
|---|---|
| 指定別 | 県 |
| 保持者 |
安藤日出武(多治見市) |
| 指定年月日 | 平成15年2月28日(安藤日出武) 令和8年6月19日(林恭助) |
| 写真 | 安藤日出武氏黄瀬戸茶碗(安藤日出武作) |
![]() 林恭助氏黄瀬戸壺(林恭助作) |
黄瀬戸は、瀬戸黒、志野、織部とともに桃山時代に花開いた、美濃を代表するやきものである。釉薬は灰釉が主体であるため、焼成の状態で黄金色から黄緑色に発色するのが特徴である。現在は、桃山時代の技法を継承しつつ、より芸術性が高く、現代感覚にあふれる作品の制作がなされている。
安藤日出武氏は美濃桃山陶の研究・再現に努め、高い技術を習得して、あな窯を構築し、その焼成法を生かした独自の作品を追求している。特に黄瀬戸の技法は長年にわたり研究に取り組んでおり、その作品は従来の黄瀬戸とは異なる雰囲気の深みと重厚さを持つ、氏独自の作風となっている。
林恭助氏は黄瀬戸の伝統的な特徴を大切にしながらも桃山陶には見られなかった大壺や大鉢の大作や、飲みやすさを重視し「ひずみ」をあえて取り入れたアンシンメトリー(左右非対称)に成形された作品など、時代に沿った作陶を行っている。さらに斬新な施釉技術を取り入れ、自然で優美な表現を追求し、独自の黄瀬戸の世界を創出している。


