第128号（令和7年1月）

☆★☆　GIFU生涯学習メールマガジン　★☆★☆★

岐阜県が実施する生涯学習事業や県内で活動する生涯学習団体の情報を、NPO・ボランティア団体、高等学校・大学等の教育機関、市町村、その他ご希望をされる皆さまに配信しています。

【編集・発行】岐阜県　県民生活課　生涯学習係

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「生涯学習」とは、一般には人々が生涯に行うあらゆる学習、すなわち、学校教育、家庭教育、社会教育、文化活動、スポーツ活動、レクリエーション活動、ボランティア活動等、様々な場や機会において行う学習の意味で用いられます。

「人生100年時代」や「超スマート社会」に向けて社会が大きな転換点を迎え、生涯学習の重要性は一層高まっている中で、県では「地域づくり型生涯学習」を推進しています。
＊「地域づくり型生涯学習」とは、生涯学習による学びの成果を身近な地域の課題の解決に役立てていく学習活動のことです。​

今回は、岐南町（岐阜地区）の生涯学習関連講座（子どもの読書活動）について紹介します。

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◆岐南おはなしの会
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「岐南町の子どもたちに絵本に親しんでもらい、豊かな心を育みたい」という願いのもと、昭和58年から活動を開始した「岐南おはなしの会」。
この度、40年にわたる子どもの読書活動の実践を評価され、令和6年度子供の読書活動優秀実践団体として文部科学大臣表彰を受賞しました。

当会は、岐南町図書館にて、毎週土曜日に絵本の読み聞かせを行う活動を続けるとともに、8月と2月の年に2回「おおきなおはなしの会」として、時間を拡大して開催しています。
ここでは、8月に開催された「おおきなおはなしの会」の様子を紹介します。

【日時】令和6年8月24日（土曜日）14時から15時
【場所】岐南町図書館（歴史民俗資料館）
【岐南おはなしの会のメンバーと当日の活動の様子】 [PDFファイル／286KB]

当日はパネルシアターやエプロンシアター、ブラックシアターなどを音楽と共に行いました。親子45名が来館し、参加者は、おはなしの会のメンバーの語りに集中して聞き入ったり、問いかけに反応したりと、とても良い雰囲気でした。
活動の終了後、参加者からは、「初めて参加したけど、楽しかった。また来たい。」などという感想が聞かれ、会のメンバーも「親子で楽しく参加してもらい、うれしく思いました」と話されました。

また、当会は町内3小学校にそれぞれ月に1度、他の地域のボランティアと一緒に朝の読み聞かせを行い、地域のきずなづくりにも力を入れています。
岐南町では、当会と連携し、3年連続で岐南町提案型協働事業補助金採択事業として、1年目「もこもこもこ」、2年目「はらぺこあおむし」、3年目「おおきなかぶ」の読み聞かせを行い、参加された岐南町在住のご家族にその絵本をプレゼントする活動を行うなど、町をあげて子どもの豊かな心の成長を育むための活動を推進しています。

「岐南おはなしの会」代表の伊藤美喜子さんは、「文部科学大臣表彰を受賞し、ここからが再スタートという気持ちでさらに頑張りたい。これからも良い物語を伝えていきたいし、時代に合わせたものを取り入れていきたい」と話していらっしゃいました。

「おおきなおはなしの会」は、次回令和7年2月22日（土曜日）に開催予定です。
興味がある方は、岐南町図書館に足を運んでみてはいかがでしょうか。
＜案内＞https://www.ik.licsre-saas.jp/ginan/oshirase/index.html＜外部リンク＞
※岐南町図書館HP　お知らせ

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