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旧西岡家[きゅうにしおかけ]
分類 | 重要文化財 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 高山市上岡本町(飛騨民俗村) |
所有者 | 高山市 |
指定年月日 | 昭和50年7月17日 |
桁行23.35m、梁間11.28m。
もと大野郡白川村大字加須良にあった切妻合掌造茅葺、蓮受寺の庫裏として建てられたものである。床[とこ]付畳敷きの6畳ふたまを備え、正面と右側面2ヶ所に「ドジ」を設け、また「オエ」には2箇の炉を設けるなど庫裏にふさわしく、中2階を設け要所に「チョウナ梁」を架した工法など見るべきものがある。また、便所も古式でかなり大勢の人が用をたせるようにできている。
建築年代については明確ではないが、元文年間(1736-41)の建築という。右側面1間通りは後補の感があるが、白川郷特有の建築といえる