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横蔵寺本堂[よこくらじほんどう]
分類 | 重要文化財 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 揖斐川町谷汲神原 |
所有者 | 横蔵寺 |
指定年月日 | 平成元年11月14日 |
両界山横蔵寺は延暦22年(803)、伝教大師最澄によって創建されたと伝えられる天台宗の寺院である。
桁行5間、梁間5間、一重入母屋造[いりもやづくり]、檜皮葺[ひわだぶき]、勾欄[こうらん]付きの縁を巡らし、正面1間に向拝[ごはい]が付く。
本堂は密教系建築としての五間堂という本格的な規模を持ち、中世以来の密教系本堂の伝統的な形態を保っている。彫刻と彩色による装飾が多く、建築的にも優れている。