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木造十二神将立像[もくぞうじゅうにしんしょうりゅうぞう](願興寺)
木造十二神将立像[もくぞうじゅうにしんしょうりゅうぞう](願興寺)
分類 | 重要文化財 |
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指定別 | 国 |
所在地 | 可児郡御嵩町御嵩 |
所有者 | 願興寺 |
指定年月日 |
大正3年4月17日 |
願興寺は天台宗に属し蟹薬師ともいう。鎌倉時代、地頭纐纈盛康が遠近の協力を得て旧観に復した後、子康能らが協力して釈迦三尊、四天王、十二神将をここに安置したとされる。
12躯とも姿は極めて冷静でありながら、四肢のこなしにしなやかな自然さを失わず、装飾性も豊かで刀の運びは軽妙を極めている。平安時代の制作である。