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木造古楽面[もくぞうこがくめん]
木造古楽面[もくぞうこがくめん]
分類 | 重要文化財 |
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指定別 | 国 |
所在地 | 郡上市白鳥町長滝杉山 |
所有者 | (長滝)白山神社 |
指定年月日 |
平成12年6月27日 |
白山登拝路にあたる加賀、越前、美濃地域の古社寺には、白山へ奉納された面が数多く遺存する。中でも美濃馬場である長滝白山神社に残る古楽面群は、質量とも他を凌駕している。
これらの面には、翁系、男系、女系、鬼神系などの能面や、能楽との関係が明確ではない鬼神や鼻高などがある。白山神社への施入の旨が記された面が複数あり、他の面も含めて白山信仰に基づく施入面と推測される。このような重要作品が一つの神社にまとまって伝来していることは非常に意義深い。
